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【エッセイ】今これからを生きるあなたへ ~転換期の哲学の道~

【その003】思考の袋小路に迷い込まないためには?

私の今回における問題点は、AIに寄り過ぎて考えてしまったことだ。

大きな衝撃を受けると、それに目が行ってしまうということなのだろう。

動転していた時の自分は、AIの観点でしか物事を見れなくなっていた。

観点の偏りは、あらゆることを盲目にしてしまう。

その盲目の中での思考は閉鎖的で、ネガティブなことばかり目に入る。

思考の袋小路に迷い込んでしまったような感じだ。

ただ、これは他人によって誘導されたものではない。

自分で勝手に迷い込んでしまったのだ。

なぜそうなったかといえば、自分が見置いた環境に問題があったのだと思う。

ここでの環境は、物理的な環境だけでなく、情報的な環境も含まれている。

この時の私が取得していた情報は、ほとんど、AIに関わるものだった。

その結果として、思考がAIに偏ったものとなり、AI主体の考えになってしまった。

その状態で、自分や社会の未来を考えてしまった。

物事の要素は、それだけではない。

物事を構成する要素はたくさんある。

それこそ、気づいていない要素もたくさんある。

改めて、盲目状態になってしまうことの怖さを私は認識した。

当時、原因は見えていなかったが、袋小路に迷い込んでいる感覚はあった。

そこで、私は、あえて、84歳になる叔父に相談することにした。

ずっと、クリエイティブな取り組みをしており、人間の感性に訴えかけるものを生み出してきた叔父なら、何か自分とは違う観点を持っているかもしれないという期待もあった。

自分は、今の状況を説明し、自分の今後の方針も共有した。

叔父は、決して、AIに詳しい人間ではない。

しかし、AIが社会に与える影響や未来について、冷静かつ現実的な見解を持っていた。

私が、見落としていた観点や要素がたくさんあったことに気づかされた。

そして、叔父は繰り返し自分に問うた。

「君自身はどうしたいんだい?」

その時は、どういう意図で質問されているのか分からなかった。

その時の思考による回答を述べたが、叔父は納得していないようだった。

私は、その時の叔父の問いと様子が気になり、帰宅後、改めて考え直すことにした。

そこで、私は気づいた。

自分の信念を見失っていたことを。

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